特許を受けるには、まず特許庁に出願をしなければなりません。出願にはどのような書類が必要なのでしょうか。
特許を出願するときって、どんな書類を出せばいいの?
特許出願には主に5つの書類が必要よ。
願書、明細書、特許請求の範囲、必要な図面、そして要約書ね。
補足すると、明細書には発明の内容が詳しく説明されていて、図面が必要な発明の場合は図面も添付します。
その中で、一番大事な書類ってどれなんですかぁ?
それはまさに特許請求の範囲よ。
この書類が、特許権として保護を求める発明の範囲、つまり権利範囲そのものを画するの。
つまり、明細書で発明の中身をきちんと説明しつつ、特許請求の範囲でどこまでを権利として主張するかを明確にする、という役割分担がある、という理解でよいでしょうか。
その通りよ。
特許権を取ったあとに、他人が権利を侵害しているかどうかを判断するときも、この特許請求の範囲の記載が基準になるの。
とても重要な書類だから覚えておいてね。
確認クイズ
特許出願の書類に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 特許出願に図面は一切添付することができない
- 特許請求の範囲は、特許権として保護を求める発明の範囲を画する書類である
- 願書があれば、明細書や特許請求の範囲は提出しなくてよい
- 要約書は特許権の権利範囲を最終的に決定する唯一の書類である
こたえを見る
正解: 2. 特許請求の範囲は、特許権として保護を求める発明の範囲を画する書類である
正解は2。特許請求の範囲は、特許権として保護を求める発明の範囲を画する最も重要な書類である。図面は必要に応じて添付でき、願書のみでの出願は認められず、権利範囲を画するのは要約書ではなく特許請求の範囲である。