団体商標・防護標章・立体商標・新しいタイプの商標

音や色彩、位置、動き、ホログラムなど、多様化する商標の種類をまとめて確認する。

商標は文字やロゴだけではありません。音楽や色そのものが商標として認められる時代になっています。

白銀 エマ(普段) 白銀 エマ

商標にはいろいろな種類があると聞きましたが、団体商標というのはどんな制度ですか?

六角 いずみ 先生(笑顔) 六角 いずみ 先生

団体商標は、地域名を含まない点で地域団体商標とは異なる制度よ。
団体の構成員みんなで同じ商標を使えるようにする仕組みね。

もう一つ、防護標章というものもあって、著名な商標が非類似の商品・役務にまで悪用されるのを防ぐことができるの。

雷門 あかり(びっくり) 雷門 あかり

立体商標とか、音の商標もあるって聞いたんですけど、本当ですか?

六角 いずみ 先生(普段) 六角 いずみ 先生

本当よ。
立体的形状からなる立体商標のほか、2015年施行の改正商標法によって、音商標・色彩のみからなる商標・位置商標・動き商標・ホログラム商標という「新しいタイプの商標」も登録できるようになったの。

紫藤 ゆら(びっくり) 紫藤 ゆら

うぅ〜ん…CMの音楽や、コーポレートカラーそのものまで商標になれるのぉ?
すごいのぉ。

白銀 エマ(普段) 白銀 エマ

つまり、時代とともに保護すべきブランドの目印が多様化してきた、ということですね。

六角 いずみ 先生(笑顔) 六角 いずみ 先生

その通り。
新しいタイプの商標が2015年に導入されたという時期は試験でも問われやすいから、覚えておいてね。

確認クイズ

新しいタイプの商標に関する記述として正しいものはどれか。

  1. 動き商標や音商標は、2015年施行の改正商標法により新たに登録対象となった
  2. 色彩のみからなる商標は、いかなる場合も登録の対象にならない
  3. 立体商標は新しいタイプの商標に含まれ、2015年に初めて導入された
  4. 防護標章は、類似の商品・役務についてのみ権利範囲を拡張する制度である
こたえを見る

正解: 1. 動き商標や音商標は、2015年施行の改正商標法により新たに登録対象となった

正解は1。2015年施行の改正商標法により、音商標・色彩のみからなる商標・位置商標・動き商標・ホログラム商標が新たに登録対象に加わった。2は色彩のみからなる商標も要件を満たせば登録対象となるため誤り、3は立体商標はそれ以前から認められている制度であり2015年導入の新しいタイプの商標とは別であるため誤り、4は防護標章は非類似の商品・役務にまで範囲を拡張する制度であるため誤り。

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