同じロゴが付いた商品を選ぶとき、私たちは無意識に何を信頼しているのでしょうか。
商標には自他商品識別機能というものがあるそうですが、具体的にはどういう働きなんですか?
それはね、自他商品識別機能のことよ。
同じマークが付いていれば「これはA社の商品、あれはB社の商品」と見分けられるの。
そこから派生して、出所表示機能・品質保証機能・広告宣伝機能という3つの働きも生まれるのよ。
出所表示機能って、「これはどこの会社が作ったか」がわかるってことですか?
そうよ。
そして品質保証機能は、同じ商標の商品ならいつも同じ水準の品質が期待できるという安心感を与える働き。
広告宣伝機能は、商標そのものが宣伝・広告の役割を果たす働きね。
ふぇぇ、だからCMでロゴがずっと映るのぉ?
あのマークを見ただけで「あ、安心できる」って思っちゃうもの。
つまり、消費者を保護すると同時に、企業の信用を守る役割も果たしているということですね。
まさにそう。
この4つの機能を理解しておくと、次に学ぶ商標制度の目的もすんなり頭に入ってくるはずよ。
ここは試験で問われます。
確認クイズ
商標の機能に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- 自他商品・役務識別機能とは、自分の商品・役務と他人のものを区別する機能である
- 出所表示機能とは、商標の付された商品・役務がどの生産者・提供者に由来するかを示す機能である
- 品質保証機能とは、同一商標の商品・役務に一定の品質水準を期待させる機能である
- 広告宣伝機能とは、商標権者以外の者が自由に広告目的で使用できる機能である
こたえを見る
正解: 4. 広告宣伝機能とは、商標権者以外の者が自由に広告目的で使用できる機能である
正解は4。広告宣伝機能は商標そのものが宣伝・広告として働く機能であり、権利者以外が自由に使用できることを意味するものではない。1〜3はいずれも商標の機能として正しい。